旅日記~晩秋の樽前山

10月下旬、樽前山に登ってきました。
場所は支笏湖南岸に面し、プリンの様な形の溶岩ドームを持つ、いまなお火山活動が続く山です。
山の裾野にはお花畑も観られるという事で、夏山として人気の山ですね。

距離や難易度的にも、それほど難しい山ではないので、カミさんのリハビリも兼ねて登ってきました。

駐車場は空いていた

夏山シーズンだと、午前7時には満車となる7合目駐車場
初めてだったので念のため早く家を出たものの、さすがにオフシーズンだと8時前でもガラガラ状態

約50台ほど停められるスペースと、水洗ではないですがお手洗いもあります。

登山開始

コース的には、東山へまっすぐ登るコースと、お花畑を周りこむように登るコースの2ヶ所。
結構お花畑コースに向かわれる方も多かったのですが、わが家は東山コースから登ってお花畑から降りる周回コースを選択

東山コース入口に入山届があります

東山コースの登山道は、しばらくは階段状の道が続きます
結構段差の大きい場所もあるので、リハビリ登山のカミさんにとってはチョット辛いかな?とも思いましたが、心配をよそにサクサク登って行ってます

森林限界を越えた辺りから階段はなくなって緩やかなスロープ状の登山道となり、眺望も開けます。

プリンが見えた

ずっと右手に東山を望みながら、巻き込むように登っていきます
スタートから約50分、外輪山の分岐に到達

目の前には樽前さんの溶岩ドームがド~ンと姿を現します。

強風に恐怖

なんだかオヤジギャグになってますが...
ここから、東山に登るか外輪山を周って西山に向かうか選択するところ
とりあえず、西山に向かって歩き出すものの、身体ごと飛ばされそうなほどの強い風に、すぐに断念💦
分岐まで戻り、東山-お花畑のコースに変更

東山山頂へ

分岐から10分ちょっとで山頂到着
山頂なので、当然ここも強風..😅

記念撮影だけサクッと撮って、お花畑方面に降りて行きます。
ちょうど溶岩ドームが風上に位置するおかげか、多少風も弱く感じられたので、景色を楽しみながら歩けます。

右手には風不死岳と支笏湖、左手に壮大な樽前山溶岩ドーム、そしてその奥に羊蹄山まで見る事ができます。

遠くに羊蹄山(右)と尻別岳(左)

下りは平穏なお花畑コース

外輪山とお花畑コースの分岐まで降りると風もすっかり弱くなって快適です。😊

目の前に932峰を眺めながら、そのままお花畑の方へ
周りを見渡すと、イソツツジやマツバシモツケの葉がたくさんみられるので、夏は白い花畑になりそうですね。

登山道自体は、砂礫が多い緩やかな道
確かにここから登って、外輪山を一周してから、再びこの道を下るのが一番楽しめるかもしれませんね。
高度を下げていくにつれ、先ほどまで眼下に見えていた木々も近くなってきて、間近で紅葉を楽しめます。

写真を撮りつつユックリ歩いて、再び7合目駐車場に到着

それなりに登りますが、たしかに山としてはお手軽ですね。
今回は強風で断念しましたが、次回はお鉢巡りもしたいです。😄

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