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前回は「シマエナガの探し方」について解説しました。
野鳥観察に慣れてくると、どうしてもあのカワイイ姿を写真に残したくなってきます😏
実際、公園に行くとバズーカ砲のようなレンズを抱えた方も多く観られます。
実際私もガチ勢程ではないですが、一眼レフカメラ&望遠レンズで撮影してます。
私も野鳥撮影に挑戦したい!
かわいいシマエナガの写真を撮りたい!!
って言う方に、野鳥撮影の入門的なテクニックをご紹介します。
結構ボリュームの有る内容になるので、
機材編
撮影テクニック編
画像処理編
の3部に分けて解説したいと思います。
今回は最初の機材編です。
必要な機材について
まず最初は機材編として、必要な機材を紹介します。
といっても必要な機材は2つだけ
・カメラ
・望遠レンズ
となります。
ただ、この2つの機材に何を使うのかが大きなポイントとなります。
高級カメラ&レンズの組み合わせがベストに思いますが、趣味の範囲で楽しむならあまり高額な機材をそろえてもオーバースペックにもなりえます。
なので、予算に合わせて3パターン程に纏めてみたので、自分に合った機材を検討してみると良いでしょう。
デジタル一眼&望遠レンズ
本格的に写真をやってみたいのであれば、迷わずこの組み合わせになります。
写真集や図鑑に載っているような精細な写真を撮影しようと思うと、高性能のデジタル一眼レフカメラと、高倍率で明るい望遠レンズが必要となります。
ジックリ腰を落ち着かせて撮影するならガッチリと固定できる三脚も有った方が良いでしょう。
・最も精細な写真を撮影できる。
・レンズを交換する事で、色々な用途で高画質な写真を撮影できる
・コストが非常に高くなる(20万~限りなし・・・)
・カメラの操作を勉強する必要がある。
・機材が重い(カメラ本体+レンズで1.5kg~3kg)
そもそもプロも使用している機材なので、王道であり最高の選択になるのですが、最大のネックはお値段😓
「ちょっとお試しで」というには、かなりお財布にダメージがあります💦
そんな人にカメラ用品のレンタルサービスを利用するのも良いかと思います。
またデジタル一眼は持っているけど、たまにしか超望遠を使わない人🤔にも、レンタルという選択肢は良いと思います👍
高倍率コンパクトデジカメ
とりあえず野鳥撮影をしてみたいという人には、一番コスパがイイ選択だと思います👍
最近はスマートフォンに押され気味なコンパクトデジカメ(コンデジ)ですが、一部メーカーで発売されいる、オールインワンで望遠に特化したコンデジは、一見デジタル一眼に見えるほどの多機能で高性能のモデルになっています。
最近の高倍率モデルだと、エントリーモデルの安いデジタル一眼&セット中望遠レンズよりも、使い勝手はイイかもしれません。🤔
デジタル一眼の項でも紹介したレンタル会社で、高倍率コンパクトデジカメのレンタルできます。
・デジタル一眼&レンズよりも価格が安い(10万前後)
・デジタル一眼と比較して、重量が軽い(700g~1kg)
・オートモードが充実していて、操作が簡単
・”コンパクト”とは言いづらい程の大きさ(逆にデジタル一眼を持ってる風にも見えます😁)
・デジタル一眼と比較して画質が劣る(センサーサイズが小さい)
・本格的にカメラを勉強したい人にとっては、拡張性に乏しい
ニコンやキヤノン等の一眼レフでも有名なメーカーからも販売されています。
たとえば、ニコンのこのモデルであれば光学ズームで2000mmまでの撮影が可能ですし、一眼レフで培った手振れ補正技術も優秀です👍
ちなみにこのカメラを始め他社の高倍率コンパクトデジカメも、デジタル一眼の項でも紹介したレンタル会社レンタルできます。(1泊2日で4,792円)
スマートフォン&双眼鏡
最近では写真を撮影する機材としては、スマホが一番身近な機材でしょう😊
ただスマホは日常のスナップ撮影に利用する事を想定しているため、広角系のレンズ搭載されているので、野鳥撮影には向きません
一部望遠レンズを搭載したスマホも有りますが、それでも野鳥撮影をするには倍率が足りません。
そこで野鳥観察のページでオススメしている通り双眼鏡を持っていれば、双眼鏡にアタッチメントを使ってスマートフォンに接続し、望遠レンズとして使うという方法があります。
もしくは、双眼鏡相当の倍率のアタッチメントレンズを付ける方法もあります。
・価格が安い(双眼鏡があればアタッチメントだけ購入)
・重量が軽い
・手慣れた操作感
・アタッチメントの取り付けが面倒(スグに撮影できない)
・手振れ補正機能が無い(スマホの性能に依存)
・デジタル一眼、高倍率コンデジと比較して画質が劣る
・撮影中、双眼鏡が使えない
とにかくスマホ以外では写真を撮らないという人は、この選択になるでしょう。
参考:私の使用機材
私はフィルム時代から写真を趣味にしていたので、デジタル一眼を使ってます。
ただ山などに持って行くため、現在はやや小さめで軽量なFUJIFILM社のX-T5というモデルに、軽量で広角から望遠まで広くカバーしているTAMRON社の18-300mmのズームレンズを付けて撮影しています。
このブログに掲載している写真は、ほぼこのX-T5かX-S10というカメラで撮影しています。
それ以前は小型で高コスパ機として評判だったX-S10を使っていました。
ちなみに現在は大幅に機能が向上したX-S20というモデルとなっています。
但し非常に人気モデルなので、品薄状態です😢
レンズは評判の良いTAMRON社の18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXDというレンズ
望遠側は300mmと書いていますが、APS-Cモデルなので35mmフルサイズモデルに換算すると450mm相当となります。
この辺りを詳しく解説すると、かなり専門的になるので450mm相当なんだなと理解しておくだけで良いです。※APS-Cって何?という方は、コチラへ
野鳥専門に撮影されている方々が使用しているレンズは600mm辺りが多いので、性能不足感は否めません..😅
また野鳥などの動きの激しい被写体の撮影には高速で高精度のオートフォーカス性能が求められます。
その点では一般的に、キヤノンやSONY製のカメラが優秀と言われています
そういった意味では、私の装備はあまり野鳥撮影に向いた構成では無いのですが、それでも工夫をすれば羽の一枚一枚もシッカリと描写した写真も撮影も可能です👍
まとめ
以上が機材選びについて紹介しました。
自分が野鳥撮影を初めて思ったのですが
野鳥撮影に特化した機材選定をすると、非常にお金が掛かります😱
動きの速く小さい被写体を撮影するには、精度の高いオートフォーカス性能や手振れ補正性能が求められます。
その上で作品としても美しい描写性を兼ね備えようとすると、必然的にハイエンドモデルになっていくのでしょう。
私の様に趣味で撮影するならば、金銭的なバランスを考えて機材の選定するか、あるいは撮影に応じてレンタルなどを利用する事を考えた方が良いでしょう。
あとは、撮影テクニックでカバー!..早い話しが頑張る!!です😆
次回は撮影時のテクニックについて、紹介したいと思います。
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