旅日記~クロスカブ110で行く、札幌から宗谷岬 1泊2日

バイク乗りの憧れの地でもある北海道に移住して、かれこれ20年以上。

自然の中をウロウロするのはずっと好きだったのに、なぜか「泊りがけのツーリング」だけは一度も経験したことがありませんでした🤔

日帰りでのツーリングは何度もしていたのですが、泊りがけで遠方に行くとなると常に妻との旅行になったので、バイクでは行けなかったんですよね。

でも今年還暦を迎える年になり、体力のある内に長距離ツーリングにも行っておきたいという想いもあって妻に相談。
「今度また連れて行ってね」という条件の元に快諾。
「行くなら定番の最北端でしょう!」ということで、思い切って宗谷岬まで1泊2日で走ってきました!

稚内や宗谷岬自体は、以前クルマで訪れたことがあるのですが、バイクで行くのは今回が初めて。同じ場所でも移動手段が変わるだけでずいぶん印象が違うんじゃないか…という期待もありました。
北海道最北端まで、ネットでは本州ライダーが小樽に上陸したその日に稚内まで行く人も多い様なので大丈夫と思いつつ、小さな110ccでどこまで快適に走れるのか。正直不安半分・楽しみ半分でのスタートでした。

ツーリング概要

  • 日程:2026年8月4日(月)~5日(火)
  • 天候:両日とも晴れ☀️
  • ルート:札幌 ←→ 宗谷岬(稚内宿泊)
  • 総走行距離:794km
  • 燃費:61.8km/L
  • 給油回数:4回

札幌から石狩市に入ってからは、ひたすらオロロンラインを北上。
こう地図に落とすとやっぱり遠いですね~😅

1日目:札幌から宗谷岬へ

早朝6時、静かな街を出発

朝6時、まだ人通りの少ない札幌を出発。
日中の暑さを避けたかったのと、単純に「ノンストップで約7時間。休憩を入れると今日の行程は10時間程」と思ったので、思い切って早起きしました。

最初の目的地は厚田道の駅。ここから海沿いのルートを北上していきます。

増毛・留萌 ~ 海沿いをのんびり北上

厚田を過ぎて増毛、そして留萌へ。留萌の道の駅で小休憩を挟みつつ、海の景色を楽しみながら進みます。

左:旧増毛駅 右:留萌 黄金岬

クロスカブは高速に乗れない分、こうした下道メインの旅にはむしろぴったりだなと実感した区間でした。信号も少なく、ペースを乱されずに景色を眺めながら走れるのがいいですね👍

羽幌「甘えびファクトリー」でお昼ご飯

お昼は羽幌の甘えびファクトリーで。日本海側らしい海の幸をいただき、午後の走りに備えてしっかりエネルギー補給しました。

オトンルイ風力発電所 ~ サロベツ原生花園

羽幌から北上し天塩に近づくと見えてくるのが、オトンルイ風力発電所。ずらりと並ぶ風車が一直線に続く光景は、何度見ても圧巻です。

※当初は来年にはこれらの風車は停止予定でしたが、2029年3月まで運転継続となったようなので、まだしばらくはこの光景を楽しめるようです

そしてサロベツ原生花園へ。
季節的には花の季節は終わってましたが、湿原の木道の先に見える利尻富士がキレイでした。

宗谷岬に到着

そして15:30、ついに日本最北端の地・宗谷岬に到着🎉

クロスカブくん、よく走った!

当初は明日の朝イチに行くつもりでしたが、天気が良かったのと思いのほか順調に走れたので青空の最北端を拝めることが出来ました。

クルマで訪れたことは以前にもあったのですが、バイクで最北端の碑の前に立つのはやっぱり感慨深いものがありますね。
やっぱりバイクに乗っていると、他のライダーさん達とも色々とお話しができるので楽しかったです。

稚内港北防波堤ドーム、そして夕食後はノシャップ岬で日没鑑賞

宗谷岬を後にして向かったのは、稚内港北防波堤ドーム。独特な列柱のデザインは写真映えする名所で、しばし見入ってしまいました。

この日の宿は稚内市内のゲストハウス。夕食を済ませたあとは、ノシャップ岬へ移動して日没を鑑賞。1日走り切った後に眺める夕陽は格別で、この日の締めくくりにふさわしい時間でした😌

2日目:宗谷岬から札幌へ、帰路の絶景ルート

朝8時出発、「白い道」と「宗谷丘陵」をノンビリ走る

2日目は朝8時に稚内の宿を出発。再び宗谷岬を目指しました。
まず向かったのは、ホタテの貝殻が敷き詰められた「白い道」。
名前の通り真っ白な道が丘陵地帯を貫いていて、宗谷らしい景色を存分に味わえるスポットです。

続けて宗谷丘陵へ。日本とは思えないような、なだらかで開放的な丘の景色が広がっていて、思わずあちこちで足を止めたくなる区間でした。

豊富町で休憩、再びオトンルイへ

豊富町で一休みしたあと、帰路でも再びオトンルイ風力発電所の近くを通過。

行きとはまた違う時間帯・光の中で見る風車もいいものですね。

遠別の道の駅でお昼、苫前・厚田で休憩を挟みつつ帰路へ

お昼は遠別の道の駅でいただき、その後は苫前、厚田道の駅と、行きと同じように小まめに休憩を挟みながら南下していきました。

長距離の日帰り帯同になる2日目は、無理せずこまめに休むペースを心がけたのがよかったと思います。

17:30、無事に帰宅

そして17:30、無事に札幌の自宅へ帰還。2日間、天候にも恵まれ、大きなトラブルもなく走り切ることができました。

クロスカブ110での1泊2日、走ってみた感想

想像より快適だった

正直、出発前は「小さい排気量のバイクで長距離は厳しいかな🤔」と身構えていたのですが、実際に走ってみると想像以上に快適でした。

お尻もそこまで痛くならなかったのは、自分でも意外でした(笑)。荷物の積み方や休憩のペースが合っていたのかもしれません。

燃費は良いけど、タンクが小さいのが悩みどころ

61.8km/Lという燃費は文句なしなのですが、燃料タンクが4Lしかないため、無給油での航続距離はそれほど長くありません。給油スポットの間隔が空く北海道では、ここが唯一気を遣うポイントでした。
今回の給油回数は4回、約200kmを超えた辺りで給油するように心掛けました。

あと保険として、1Lのガソリン携行缶を車体に取り付けて持参しました。
結果的に出番はありませんでしたが、「いざという時のお守り」としてかなり安心感がありましたね。この携行缶の取り付け方法については、また別記事で詳しくご紹介したいと思います。

荷物は45Lのリヤボックス1つで十分

今回はゲストハウス泊だったので、荷物は着替え程度とかなりミニマム。それくらいの量であれば、45Lのリヤボックスひとつにすっぽり収まりました。
キャンプ泊となるとまた話は変わってきそうですが、宿泊ありきの身軽なツーリングであれば、クロスカブの積載力でも十分に対応できることがわかったのは収穫でした。

まとめ

移住から20年越しでようやく実現した、初めての泊りがけツーリング。

小さなクロスカブ110でも、意外と往復約800kmの道のりでも無理なく走り切れることがわかったのは、大きな自信になりました。

燃料タンクの小ささという弱点はあるものの、携行缶という備えがあれば都市部以外のような給油スポットが少ないエリアでも安心して走れそうです。

今後も年に一度くらいのペースで、こうした泊りがけツーリングを続けていきたいなと思っています。次はどこへ走ろうかな…と、早くも次の行き先を考え始めている自分がいます😁

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