車中泊DIY ~ ポータブル電源の選択と導入

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前回のRocky2ベッドキット導入記で少し触れましたが、ベッドキット導入の最大の副産物のひとつが「ベッド下の収納スペースが広くなって、大容量ポタ電が入る?」ことでした。

ただ実際に購入するとなると、話はそう単純じゃないんですよね。😅
今回はその選定から購入・実際の設置まで、顛末をレポートします。

そもそも、なぜベッドキット導入前は入らなかったのか

フリード+の4WDモデルはラゲッジ床下の高さが約210mm程度しかなく、1000Whクラス以上のポータブル電源でもほぼ収まりません。
(FFモデルは約350mm程あるので、FFオーナーがうらやましい……😓)

そのため以前はKENWOOD製(中身はJACKERY)の700Whの小型モデルを使っていましたが、スマホ連携機能がありませんでした。
そのため手動で電源のオンオフをする必要があったので手の届く場所に置いておく必要があり、限られた車内スペースを圧迫していました。

大容量のポータブル電源を居住空間に置くと、それだけでかなり窮屈になってしまいます。これがずっと解決できなかった悩みでした😒

ベッドキット導入後の状況

Rocky2のベッドキットはフリード+のユーティリティボードを外し、その上にフレームを組む構造なので、従来よりも床面が約7cm高くなります。
その結果、ベッドマット下の高さが約285mm確保されることになりました。

黄線が従来のラゲッジ高さ:210mm
赤線がベッドキットの最大床下高:285mm
※ベッドフレーム下で245mm

これの差は大きい👍
1000Whクラスはもちろん、モデルによっては2000Whクラスまで射程に入ります。

「よし、大容量ポータブル電源を導入しよう!」
とここで意気込んだわけですが……ここからが一筋縄ではいかない話になります。😅

最有力候補は「Dabbsson 2000L」~ 安全性の高い半固体電池へ

ポータブル電源を選ぶ際、まず気になるのは電池の種類です。

現在市場に出ているポータブル電源のほとんどはリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、以前主流だった三元系リチウムイオン電池に比べて安全性・寿命の面で優れています。ただそれでも、車内という密閉空間で使うことを考えると、より安全性の高い選択肢がないか調べてみました。

そこで見えてきたのが半固体電池(Semi-Solid State Battery)という選択肢です。

電解質を固体化することで液漏れや発火リスクを大幅に抑えた技術で、現時点ではまだ採用モデルが少ないですが、そのひとつがDabbsson(ダブソン)の2000L
容量は2,073Wh、定格出力は2,200W(瞬間最大4,400W)と、車中泊で使う家電(電気毛布・ポータブル冷蔵庫・できれば電子レンジなど)を全てカバーできるスペックです。

安全性を重視した結果、自然とこの機種が最有力候補になりました。👍

285mmの壁 ~ 数値はクリアしてるけど……

問題はサイズです。

Dabbsson 2000Lの本体サイズを確認すると、全高が284.5mm
そしてベッド下の最大高は285mm……数値上は0.5mmのクリアランスしかありません。😱

「理論上は入るけど、果たして実際に入るのか?」という不安があります。ベッドのフレームには多少のたわみや誤差もあるでしょうし、決して安くない買物なので購入してから入らなかったでは洒落になりません。

実機を確認してから買いたいけど実機を置いてるお店がない……とPCのモニタを眺めながら云々悩んでました。😅

家電量販店にお願いしてモックで確認

「ほぼ同じサイズの別機種のモックが確認できれば、代用できるのでは?🤔」と考えました。

調べてみると、EcoFlow(エコフロー)のDELTA 3の全高が284mmと、Dabbsson 2000Lとほぼ同サイズであることがわかりました。しかもDELTA 3はEcoFlow社の比較的スタンダードなモデルで、家電量販店の店頭にモック(展示用の実物大サンプル)が置いてある可能性が高い

早速近所の家電量販店を覗きに行くと、ありましたよDELTA3✨

店員さんお願いして、店頭のモックを貸し出してもらうことができました。本当に助かりました。🙏
店員さんと一緒に駐車場の車へ...モックをベッド下に設置してベッドマットを戻してみると……

ちゃんと入りました! 😆

予想通りギリギリ😅
とはいえ本体上部にまだ少し隙間があるようだったので、2000Lでも大丈夫そうです。

いざ購入・設置

確認が取れたのでDabbsson 2000Lを注文。(量販店さんゴメンナサイ🙇)

届いてみると、本体はかなりずっしりとした重さ(公称18.6kg)。
ベッドマットを外して床下へ差し込む作業は一人でも何とかなりますが、あまり動かしたい物ではありませんね😅

設置してみると、高さはジャストフィット!奥行き・幅も収まりは良好👍
ベッドマットとは、ほぼ面イチな感じです。

走行充電用のシガーソケットケーブルはベッドフレームの隙間を通してリア側のソケットを使います。
実際使用する際には、本体のコンセントに電源タップを繋げて車内に引き出す予定です。ケーブルの取り回しは今後また整理したいと思っています。

ガタツキ防止は100均で解決

設置後に走行してみると、路面の大きめのギャップで本体が上下に動く様です。約18kgの物体がベッド下でゴトゴトするのは精神的によろしくない。😓

そこで100円ショップでバゲッジキーパーと滑り止めシートを購入。バゲッジキーパーの底面はベルクロが貼っていて、荷物の横ずれを抑えてくれます。


そのバゲッジキーパーにゲル状の両面テープを貼りつけてポタ電の底に貼り付け
側面には同じようにゲル状の耐震パッドをに付ける事で、上下左右の振動を抑えるようにしました。

ゲル状のシートなのでクッション性もあり剥がすのも簡単なので、これだけで走行中のガタツキはほぼ解消されました。100均、やっぱり頼りになりますね👍

まとめ

今回の一番悩んだのは、やはり「数値上は入るけど実際収納できる?」という点でした。

電源容量を1000Whに下げて同じDabbssonのDBS1000にする案もありましたが、容量半分なのに価格が変わらない(むしろ高い)ので、入るのあれば2000Lにしたいという想いがありました。
モックを貸してくれた家電量販店の店員さんには本当に感謝です。

購入前に実寸を確認するというひと手間を惜しまなかったことで、安心して大きな買い物ができました。

ベッドキットの導入で解消できた
「大容量ポータブル電源が入らない問題」
今度は機種選定・サイズ確認・固定方法と新たな問題も生んでくれましたが、結果的にはひとつひとつ楽しみながら解決できたと思っています。😊

2000Wh超のポータブル電源が床下に収まった今、車中泊での電源環境はほぼ理想の状態になりました。実際の使用感レポートはまた改めて!

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