旅日記~日本一早い紅葉を観に大雪山黒岳へ

例年北海道は、お盆を過ぎると秋の気配を感じ初め、9月に入ると大雪山系を皮切りに紅葉が始まります。
しかし今年は9月に入っても30度越えの日が続くほどの例年にない猛暑の夏🔥
当然紅葉も1週間ほど遅れていたようです。

9月中頃には紅葉登山に行っていたのですが、今年は1週間遅らせて黒岳に登ってきました。

車中泊で前泊

今までは登山前日に旭川辺りのビジネスホテルに泊まって、朝一に黒岳や旭岳のロープウェイに向かっていましたが、車中泊にも慣れてきたので今回は黒岳ロープウェイ駅に近い公共駐車場で車中泊🚗
19時に家を出発して食事をしてから層雲峡へ
23時には到着したので、さっさと寝床を作って就寝💤

周りにも車中泊組は多くいましたが、皆さん静かなものでゆっくり寝る事が出来ました。

起床そして雲海

5時起床してサクッと身支度をしたら、黒岳ロープウェイ駅へ

紅葉シーズンは早く駐車場が埋まってしまう事があるので、ロープウェイ駅の駐車場に着いてから朝食
朝食後は登山準備を整えて、6:40のロープウェイに乗って5合目まで
5合目の展望台からは層雲峡の渓谷に広がる雲海が見えました。

そういえば、5合目駅の展望台には初めて登りましたが、意外と階段が長くてザックを置いていくんだったとチョット後悔

登山開始

5合目以降にはお手洗いが無いので、とりあえず用を足してから7合目リフトに乗り7合目の登山口へ
多少ぬかるんでいるとこもありそうだったので、スパッツを付けてから登山開始

今日の目的地は黒岳山頂からお鉢平展望台までの往復コース
妻の怪我明けから、本格的な登りとなるので、痛みが出たら引き返すという予定でスタート

遅い紅葉

例年のピークより1週間遅らせたものの、山の木々の色付きは今一つ
鮮やかなオレンジが眩しいナナカマドの葉っぱが、既に風に飛ばされていたり傷んでいたりと色付きが悪い...
9合目の通称まねき岩近辺の木々も、例年より色が淡いです。

黒岳山頂

登山開始して90分程度で黒岳山頂へ
この日は晴天の上に風も弱かったので、とても気持ちイイ

遠く大雪山系の山々が見えますが、ところどころ色付いていましたが、やっぱりチョット地味
それでも、この壮大な風景は何度見ても気持ちがイイです。😊

少し休憩をしていると、脇の藪からエゾシマリスが駆け寄ってきました。
カメラを出すのに手間取ったので正面は撮れませんでしたが、久しぶりに見るカワイイ姿にホッコリしました。😚

黒岳-石室-お鉢平展望台

妻の足も大丈夫そうなので、黒岳山頂から石室まで下ります👍
ココの下りの岩場はチョット歩きにくかったりするので、ユックリ下ります。
途中望遠レンズを抱えたカメラマンの一群がいたのですが、何を撮ってたのだろう?🤔

石室のベンチで軽く補給をしてお鉢平展望台まで歩きます。
ココからはほぼ平坦な道なので、紅葉を眺めながら歩きます。

ホシガラス

この辺りになるとチングルマやウラシマツツジの紅葉が広がります。

チングルマの綿毛

コチラはまだ低い位置にある分、風の影響を受けないので色付きもまずまず
写真を撮りながらサクサクと歩いていきます

お鉢平展望台

石室から1時間程度でお鉢平展望台に到着
直径約2kmの大きなお鉢を一望できるこの展望台も、なかなかワイルド感があってイイ所
お鉢の紅葉はイマイチでしたが、この眺めはいつ見ても良いものです。😄

ちょっと風が強くなってきたので、一枚羽織って昼食
振り返ると、遠く黒岳の姿が見えます(あそこまで帰らなきゃいけない...😅)

帰路に

お鉢に別れを告げて、帰路につきます。
行きは平坦とは言え多少登り基調だったので、帰りは行き以上にサクサク歩けます。
コースタイムより少し早いくらいで石室に到着
少し足を休ませてから、最後の黒岳への登りかえし
振り返ると、北海岳方面も日が入りキレイな姿を眺める事が出来ます。

そして黒岳7合目まで一気に下山
久しぶりの長い下山は、さすがに少し疲れました。😓
妻にも結構疲れが見えてきたので、ユックリ下ります。
14:30に7合目まで下山完了👍
あとはリフトとロープウェイで下界まで一気に下りて行きます。

最後に

山を下った後、層雲峡温泉♨で汗を流してユックリ帰宅🚗💨

車中泊で前泊する今回のパターン
やっぱりカラダは楽ですね。😄
問題があるとするならば、登山開始の早朝だとコンビニも営業していないため、前日にシッカリと準備をする必要があること位ですね。
もう一度くらい、同じパターンで山に行ってみたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました