旅日記~冬の道東旅行、タンチョウと極寒の釧路川カヌー

実は昨年2024年の話しになりますが、真冬の道東旅行に行ってきました
目的はタンチョウヅルと釧路川源流部カヌーツアー

北海道の太平洋側は意外と雪は少なく札幌周辺よりも安心してドライブ可能なので、移動時間も夏場とそう変わらないのは長距離を走るドライバーにとっては助かります

最初はタンチョウヅルの聖地へ

今回の宿泊は弟子屈町
途中にタンチョウヅルで有名な鶴居村を通る事が出来るので、まずは給餌場のある鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ

ちょうど給餌時間の少し前に着いたので、撮影スポットも確保できたのはラッキー
心配していた観光客も、美瑛や小樽の様な激混みでなくてホッとしました
既に多くのタンチョウが群れていましたが、給餌時間が近づくと優雅な翼を広げたタンチョウが、続々と舞い降りてきます

想像以上に多くのタンチョウがいるので、画的にごちゃつくのは残念😅
写真家の皆さん、当たり前ですがうまく撮っているなぁと実感しました

極寒の釧路川カヌーツアー

翌朝5時起床
支度をして6時に出発
車の温度計をみると外気温はマイナス22度🥶

寒ければ寒いほど美しい風景が見られると聞いていたものの、さすが釧路エリアの寒さは別格です
今回もお世話になったのは、屈斜路湖にあるカヌーガイドのsomokuyaさん

6:30に事務所に伺い、冬カヌー用の装備をお借りします
水が入ってこないドライスーツを着る事になりますが、
り:「防寒はどれくらい着込んだ方が良いですか?」と聞くと
そ:「持ってきている物すべて着て下さい」と言われました😆

スキー同じ装備を着込んで+ダウンジャケット+ドライスーツ
その上からスキー用のジャケットを着こんで、全身パンパンです😅
足元もシッカリした防寒長靴をお借りしました

この日は屈斜路湖は結氷してましたが、源流部は当然融けています
数日前は気温が上がり、湖の割れた氷が川を塞いでツアーが中止になったそうです

秋と同じく屈斜路湖畔の出艇場まで移動してツアースタート
前回の源流ツアーと同じく1艇に3人乗って、ガイドが漕艇してくれます

源流部に入ると、朝靄の中すばらしい景色が広がります✨
水につけた手を上げると手袋が見る見るうちに凍り付く程の寒さ、目の前に広がる風景は自然の厳しさと美しさを感じさせてくれます

時折陽射しが入ると、もう神秘的としか言い表せられないですね

湖畔の木々にオジロワシが留まってました(なんとか撮影できました😅)

出発して約1時間 午前8時に終着点のみどり橋到着
陽射しが差し込む河畔もとても美しく、どれだけ見ていても飽きません

しかし名残惜しいもののツアーはここまで
事務所に戻って、装備をお返ししてツアーは終了しました
心配していた寒さも、目一杯着込んだ上に景色の素晴らしさも相まって全然気になりませんでした

冬の北海道の大自然を楽しむには、是非体験して欲しいツアーですね

ツアー後は冬の屈斜路湖を愉しむ

ツアーが終わってもまだ朝の9時前
屈斜路湖周辺をドライブしながら観光🚙
天気も良くなってきたので、まずは定番の美幌峠へ

美幌峠から眺める完全結氷した屈斜路湖は、また一味違う風景でした
その後結氷した屈斜路湖を身近にみるために、和琴半島に戻ります
和琴半島から結氷した湖面をみると見事なフロストフラワーやアイスバブルも楽しめました

フロストフラワー
アイスバブル

道東エリアは札幌圏と比べてとても寒さ厳しい所ですが、その分自然の厳しさも五感で感じられる素晴らしい所です
今年は時間の都合がつかず道東への旅行はできませんが、北海道に住んでいる限りは何度も行きたい所ですね

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