旅日記 ~冬の道東 ジュエリーアイスを見にいく 前編(海からの宝石)

年末の記事からずいぶんと間が空いてしまいました😓
冬はスキーにも行くので、なかなか紹介できるような旅が出来ていませんでしたが、久しぶりに冬の旅として、2月の中旬にジュエリーアイスを見に豊頃町に行ってきました。
あまり聞いたことのある方は少ないかもしれませんが、最近冬の北海道の注目のスポットとなっています。

ジュエリーアイスとは

豊頃町観光協会のHPに詳しく掲載されていますが、早い話しが十勝川の凍った氷が河口から海に流れ、河口近辺の海岸に打ち上げられたものです。
こう書いてしまうとアッサリしてますが、実際は大きな氷が波に揉まれていく事で磨かれていき、打ち上げられた氷はとても透明度も高く美しいものとなってます。

向かう先は豊頃町

北海道は帯広から東南の方角に位置する豊頃町

高速を使って約4時間ほど掛かりますが、あまり渋滞するところもないので、ストレスなく移動できます。
10年以上前にも訪れた事もありましたが、当時は町の指定文化財にもなっている「ハルニレの木」が一番有名だったかも🤔
そのハルニレの木のある豊頃町の中心地から海に向かった先にある大津海岸に打ちあがります。

朝に札幌を出発して帯広で昼食、久しぶりに「ハルニレの木」を眺めてから大津海岸に到着したのは15:00頃でした。

ハルニレの木

今年は不作😥

別に人工的に作っているわけでは無いので「不作」という表現は合わないかと思いますが、例年2月になればある程度まとまった量が打ちあがるジュエリーアイス。今年は非常に量が少ないらしいです。😥

幾重にも層になった塊がありますが、これは砂浜に積もった雪が固まったものなので、ジュエリーアイスにはなりません。(凍った砂浜なんて見たことないので、これはこれですごい光景でした😲)

なんでも私たちが訪れた2日前に大量に打ちあがったものの、その後かなりの数が波にさらわれて消えてしまったそうです。
それでも小さい氷がいくつかあったので、傾きかけた日をバックに何枚か撮影

「ジュエリーアイスが一番キレイに映るのは、海からの朝日を浴びる日の出頃」
という話しを聞いていたので、明日の天気を期待して浦幌町の宿に向かいました。

午後4時には陽も傾き、空がピンク色の染まってきます

朝から曇り?

朝5時起床
宿の窓の外を見ると曇ってる...😱
天気予報も曇り後晴れなので、日の出を拝むのは厳しそう💦
それでもとりあえず現地に向かいます。🚙

通常氷点下20度位まで下がる道東地方ですが、この日は幸い暖かく氷点下8.2度
スキー場程度の気温なので十分耐えられます。

現地に到着したところ、水平線が赤く染まっていたので朝日を拝めることに一縷の望みを託して海岸を歩きます。

幸い日の出直後は太陽が姿を現してくれました。
映りの良さそうな氷を探して慌てて撮影

ただその後は厚い雲の中に太陽も隠れてしまいました⛅😣
ちょうど満潮の時間でもあったので打ち寄せる波も結構高く、波打ち際のジュエリーアイスの撮影も結構慌ただしかったです。😅

波打ち際のジュエリーアイス

ジュエリーアイス休憩所

一通り撮影したところで、いったん休憩
ジュエリーアイスが観光スポットとなったからか、海岸の手前に無料の休憩所があります。

前日は既に締まっていましたが(トイレは24時間利用可能)、私たちが撮影が終わった9:30には利用できました。
中では暖かい飲み物や、大津港で採れた海産物の直販や食事をすることができます。

一旦暖かいココアを飲みつつ撮影した写真を確認してましたが、朝が早かったので10時過ぎには空腹感が..😁
せっかくなので、限定の海鮮丼を頂きましたが、これが旨い!👍

海鮮セット
親子セット

丼もさることながら、脇に添えられた海鮮汁も美味しい😄
店員の方も実は地元の漁師の方で、色々な地元の海の幸について教えて頂きました。

昼から晴れた

そうこうしている内に青空って程では無いですが天気も回復してきたので、また撮影📷
朝の大波でそれなりの大きな氷も打ち上げられて、それなりに撮れ高もアリ👍
結局14時ごろまで撮影してました。

この日も夕陽をバックにも撮影したかったのですが、徐々に雲が厚くなり雪がチラつき出したのでホテルに帰る事にしました。

この日の宿は帯広

2泊目は奮発して帯広の十勝川温泉に宿をとりました。
温泉付きの部屋だったので、すっかり冷えた体にはありがたいお宿です。😁

豊頃町から離れた十勝川温泉に宿をとった目的は、朝の気嵐(けあらし)の撮影の為
明日は天気も晴れ、気温も下がるので期待大です👍

後編へ続く

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