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Rocky2のベッドキット、ポータブル電源Dabbsson 2000Lと続けてきたフリード+の車中泊カスタム。今回は「旅先での充電」の話です。
2,048Whの大容量ポータブル電源を手に入れたものの、問題はどうやって充電するか。家で満充電にして出発しても、連泊の旅になると途中で充電したくなります。
最初はシガーソケットから走行充電していたのですが……ここで事件が起きました。😱
目次
シガーソケットが過熱して壊れた
シガーソケットからポータブル電源に走行充電していたところ、ソケットが過熱して故障してしまいました😱
調べてみると、これは珍しいことではないようです。シガーソケットはもともと長時間の大電流向けには作られておらず、ポータブル電源のように何時間も電気を流し続けると、接点が熱を持ちやすいんですね。
⚠️ シガーソケットで走行充電している方へ
長時間の充電でソケットが熱くなっていないか、一度確認してみてください。
5~10分程度充電したあとにプラグの先が触れない程熱くなっている様であれば要注意です。
しかもシガーソケットからの充電は100W前後と遅く、2,048Whを満たすには何時間走っても足りません。そこで、バッテリーから直接電気を取る「走行充電器」を導入することにしました。
Dabbsson Charger S(C500)を選んだ理由
選んだのは、ポータブル電源と同じDabbssonの走行充電器「Charger S(C500)」です。
Charger S(C500)の特徴としては
- 2000Lと同じメーカーで、1つのアプリで両方を管理できる
- 最大560Wで、シガーソケットの約5〜6倍の速さで充電できる
- エンジンの始動・停止に連動して、充電も自動で始まり・止まる
- 63Aのブレーカーと6AWG(5.2m)の太いケーブルが付属している

Dabbsson Charger S(C500)主な仕様
| 最大出力 | 560W |
| 対応車両 | 12V / 24V |
| 本体サイズ・重量 | 145×146×75mm / 約0.85kg |
| 入力ケーブル | 6AWG・5.2m |
| 付属品 | 63Aサーキットブレーカー ほか |
| 保護機能 | 過電圧・低電圧・逆接続・過電流 |
| アプリ | 対応(iOS / Android) |
| 価格 | 通常43,600円(楽天で29,600円で購入) |
最大の難関 ~ エンジンルームから車内へどう通すか
走行充電器の取り付けで一番悩むのが、エンジンルームのバッテリーから車内へケーブルを引き込むルートです。
一般的には、エンジンルームと車内を仕切る壁(バルクヘッド)にあるゴムのグロメットに穴を開けて通す方法が紹介されています。ただ、フリード+のバルクヘッドのグロメットにはすでに純正の配線がたくさん通っていて、新たにケーブルを通す空きスペースがありませんでした。😓
そこで参考にしたのが、同じ走行充電器を取り付けているフリードユーザーの動画です。調べてみると、助手席側のフェンダー内部を通している方がいました。
というわけで、今回はその先人にならって、助手席側のフェンダー内部を通すルートを選びました。
今回の配線ルート

- バッテリー(+端子・-端子)
- エンジンルームから助手席側のボンネットヒンジ付近へ
- フェンダーの内側を通って下へ
- 助手席ドアのヒンジの間にあるボディの穴から車内へ
- 助手席の足元からサイドシル(ステップ)の内張りの下を通って後方へ
- 荷室のCharger S本体へ
ポイントはドアヒンジの間にある「ボディの穴」
助手席のドアを開けると、上下のヒンジの間(ドアの配線が通る蛇腹のすぐ近く)に、ゴムのキャップで塞がれた穴があります。ここがフェンダーの内側と車内をつなぐ通り道になっていました。
ただし、純正のゴムキャップはただの「ふた」なので、ケーブルを通すことはできません。そこで、ホームセンターで買ったELPAの絶縁ゴムブッシング(GB-25H)に交換しました。


ブッシングの中心に切れ込みを入れてケーブルを通せば、穴を塞いだまま配線できます。鉄板の縁でケーブルの被覆が傷つくのも防げるので、一石二鳥です。👍
💡 ブッシングを選ぶときのコツ
純正キャップの内径は25mmのようなので、それに合うサイズのブッシングを選びましょう。
ケーブルの太さに合わせて小さめに切れ込みを入れると、すき間ができにくくなります。
通線作業 ~ ワイヤーを先に通してから引っ張る
今回の作業で一番苦労したのが、エンジンルームから車内へケーブルを引き込む工程です。6AWGのケーブルは太いうえにスペースも狭いので、いきなり押し込んでも通りません。
そこで、100均のアルミの針金を通線ガイドにしました。先に針金を通しておき、それにケーブルをテープで固定して引っ張る方法です。アルミの針金は手で好きな形に曲げられるので、フェンダーの中のような見えない場所でも、先端の向きを調整しながら進められます。
① 車内側からワイヤーを通す
助手席のグローブボックスを外し、裏の穴(赤枠)に針金を入れて、フェンダー側に出します。

② ケーブルをワイヤーに固定して引き込む
まずは、走行充電器に接続するケーブルを先に車内に引き込んでおきます。
ケーブルの先端を針金にテープでしっかり巻き付け、車内側から引っ張ります。途中で外れるとやり直しになるので、テープは多めに巻いておくのがおすすめです。
※写真はグローブボックスの上に出してますが、実際はボックスの取付部分の下を通してフロアに落として下さい。

③ フェンダー内を通ってエンジンルームへ
バッテリーに接続するケーブルは、フェンダーの内側を通ってボンネットヒンジ付近からエンジンルームに出します。

④ 水の侵入を防ぐ「たるみ」をつける
ブッシングまわりの防水は、ゴムのブッシング自体に任せています。ただ、雨の日にケーブルを伝って水が車内へ流れ込まないように、ブッシングの手前でケーブルを少し下向きにたるませています。
こうしておくと、ケーブルを伝ってきた水はたるみの一番低いところから下に落ちるので、ブッシングまで届きません。場所的にそんなに雨が入ってくるところでは無いかと思いますが、不安要素は取り除くための工夫です。
💡 水が伝ってこない配線のコツ
車内への入口の手前で、ケーブルを一度下へ垂らしてから入口に向かって上げる「しの字」の形にしておくと、ケーブルを伝う水を途中で落とせます。

バッテリーへの接続
エンジンルーム側では、付属の赤(+)と黒(-)のケーブルを、バッテリーの+端子と-端子にそれぞれ直接接続しました。
⚠️ 作業時の注意
作業前には必ずバッテリーのマイナス端子を外してください。また、ケーブルがエンジンの熱い部分や動く部品に触れないように固定しましょう。電気配線のDIYは自己責任でお願いします。

車内の取り回しと本体の設置
車内に入ったケーブルは、助手席側のサイドシル(ステップ部分)の内張りを外して、その下を通して後方へ。内張りを戻せば、ケーブルはほとんど見えなくなります。
Charger S本体は、荷室のDabbsson 2000Lのすぐ横、ベッドフレームの下に設置しました。付属の5.2mのケーブルで、バッテリーから荷室までちょうど届きました。

✅ ベッドフレームの下には2000LとCharger Sが並んで収まりました。ベッドキット導入時に確保した床上スペースが、ここでも活きています。
できれば床面のスペースを確保したいので、本体の置き方はもう少し工夫がいるでしょう。

実際に走行充電してみた
エンジンをかけると、自動で充電が始まります。
アプリで見ると、こんな感じです。
2000L側の入力は約540W。シガーソケットの100W前後と比べると、5倍以上の速さです。残量61%からの満充電予測は約1.7時間と表示されていました。

Charger Sには「サイレントモード」もあります。オンにすると出力が約200Wに下がる代わりに、冷却ファンが静かになります。夜間の移動や、急いで充電しなくていいときに使い分けられます。

※車両バッテリー電圧は約14.6V。2000L側の入力表示は最大で56Vでした。
1つのアプリで2000LとCharger Sの両方を確認できるのも便利です。同じメーカーでそろえてよかったと思うポイントです。😊
まとめ
シガーソケットの故障がきっかけでしたが、結果的には充電速度が5倍以上になり、旅先で電気の残量を気にすることがほとんどなくなりました。
📌 この記事のまとめ
- シガーソケットでの長時間の走行充電は、過熱・故障のリスクがある
- 走行充電器ならバッテリーから直接、最大560Wで充電できる
- フリード+は助手席側のフェンダー内部 → ドアヒンジ間のボディの穴から車内へ配線できる
- 純正のゴムキャップを絶縁ゴムブッシングに交換すれば、穴を塞いだままケーブルを通せる
- 通線ガイドは100均のアルミの針金で十分。入口の手前で少しケーブルをたるませて水の侵入を防ぐ
- 実測で約540W、残量61%から約1.7時間で満充電の予測
これで「寝る」「電気を貯める」「収納する」「充電する」がそろいました。次はいよいよ電子レンジかな……?またレポートします!
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