車中泊DIY ~ 折り畳み式ラゲッジボードの作成

実は結構以前から作成済みのラゲッジボード
フリード+の自作装備としては定番なだけに、皆さん色々な方法で作ってます。
基本的に室内幅に合わせた板を設置できれば良いので、単純な構造で作る事ができます。

私も色々と試してみて、ようやく納得できる物になったので公開します
※なお例によって、今回紹介したDIY作業を行う際は、自己責任でお願いいたします。

使用部材

フレームは、以前乗っていたソリオの車中泊ベッドに使っていたG-FUNというアルミフレームを流用し、天板等の部材を追加しました

G-FUN(Nフレーム)
600mm×6
450mm×1
ダブルコネクタP15×4
マルチコネクタインナー×4
フォールディングコネクタ×2
インナーキャップAL×8

イレクターパイプ用部品
板受け(J-113A)×6
クロスジョイント(J-13B)×4

天板
アカシア集成材 600mm×400mm×15mm ×2枚

その他
六角穴付きボルト 6M×40mm
8mm板ナット
蜜ろうワックス

作成方法

<レール部分の作成>
ラゲッジルームのユーティリティナットのクリップを外し、ダブルコネクターを取りつけます。
今回使用したユーティリティナットは、前方より1番目と4番目を使用してます。
ダブルコネクターとユーティリティナットの台座の間に8mmの板ナットを2枚挟み込む事で、カバーに掛かる負担を軽減させます。

ダブルコネクターと600mmのフレームを固定します。

<ラゲッジボード用フレームの作成>
600mmフレームをフォールディングコネクタで連結(2セット作成)

450mmフレームを2等分に切断し、マルチコネクタインナーを使い600mmフレームを連結
G-FUNフレームはアルミ製なので、金ノコで簡単に切る事が出来ます。

フレーム両端に、クロスジョイントを接続(接続の際、クロスジョイントの内面に両面テープを貼っておくと、ズレにくくなります)

<ラゲッジボードの作成と固定>
ラゲッジ後端に合わせて、アカシア集成材の角を切断(8cmずつ)

防水処理として、木製家具用の蜜ろうワックスを塗布(ウレタンニスやオイル仕上げでお好みで処理してください)
フレーム位置に合わせて、ラゲッジボードの天板となるアカシア集成材に板受けをねじ止めしてフレームに接続

<設置>
レール部分に、クロスジョイントをはめ込み完成

※イレクターパイプの径(28mm)よりG-FUNフレームの最大径(29.4mm)の方が少し大きいため、方向によっては多少はめ込みはきつくなります。

使い勝手

ラゲッジのレール上にクロスジョイントをはめ込んでいるだけなので、天板は前後にスライドできます。
就寝時には一番後ろにテーブルをずらす事で、寝ていても膝が当たることなく快適に寝る事が出来ました。👍

フレームを中心で折り畳めるようにしたのは、自転車を積む際にはボードを外す事になるので、取り外しやすく収納も場所を取らないようにするためです。

また天板をはめ込み式にしたのは、車内から天板下の荷物にアクセスしやすくするためです。

ただ構造上耐荷重は落ちると思うので、ラゲッジボードを設置しっぱなしの人は折り畳みにはせずに一本のフレームで作成する方が良いでしょう。🤔

先日の函館車中泊での車内の様子
これ程度のモノを載せていてもガタツキやたわみもなく使えました👍

作成費用

さて最終的な材料費ですが、以下の通りとなりました。
G-FUN関連
フレーム600mm 310円×6
フレーム450mm 250円×1
ダブルコネクタP15 260円×4
マルチコネクタインナー 340円×4
フォルディングコネクタ 1,210円×2
インナーキャップAL 130円×8

イレクターパイプ部品
板受け(J-113A) 79円×6
クロスジョイント(J-13B) 74円×4

天板
アカシア集成材 棚板 長さ600mm 幅400mm 厚み15mm 1,628円×2枚※特価で購入した価格です

他にネジやらワッシャやら細かい物はありますが、ある程度あり合わせで作ったところも有るので、おおむね12,000円ってところですかね?
純正のラゲッジマルチボードの定価が44,000円ですから、それよりも十分安上がりですし木目調の天板は個人的にもGoodです。😄
そもそもG-FUNフレーム自体はソリオ時代に購入していたものだったので、お金を掛けたイメージは無いですね
この手の工作ではイレクターパイプを使用する方が多いですが、G-FUNは軽量ですし組み立てや分解もレンチ一本で済むのでとても楽です。😊

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